現代の子供たちは、幼い頃からインターネットがあたりまえの世界にいます。英語の勉強もYouTubeを上手に使うことで、早くから生の英語に触れることができます。子供がより楽しく英語を学ぶことができるように、YouTubeでは、子供向けの映画や英語の先生によるオンラインレッスン、ゲームやアクティビティの動画など、さまざまなコンテンツが利用可能です。でもたくさんコンテンツがありすぎてどう選んでよいかわからないと悩む親も多いはず。この記事ではYouTubeを英語学習にうまく取り入れるための方法を紹介します。
子供の英語教育にYoutubeをどう活用すればいい?
ポイントは、子供の年齢と何に興味があるか
適切なコンテンツ選びで何よりもまず大切なのは、子供が何に興味を待っているかを見極めることです。YouTubeは、子供向けの英語コンテンツを幅広く提供しています。どのコンテンツを選ぶかは個人の好みの問題です。結論からいうと、どれが良いとか悪いはありません。ただし、英語の学習効果を上げるコンテンツ選びにはいくつかコツがあるのも事実です。一番大切なのは子供の関心と先に述べましたが、子供の年齢も重要なポイントになります。年齢に合わないコンテンツを選ぶと内容が難しすぎたり、簡単すぎたりして子供の関心を失うことにもなってしまいます。そして、新しい言葉を学びやすい構成になっているかどうかも判断ポイントになります。多くの場合、親はどうコンテンツを選んでよいかわからず困っています。この記事では、就学前の幼児と就学後の子供という年齢別に、英語の勉強にYouTubeを活かす、上手なコンテンツ選びのコツをみていきたいと思います。
幼児(0-6歳)
就学前の幼児は、ほとんどの場合、最初に明るい色と動物に大きく反応します。そのため、幼児を対象にしたチャンネルの多くは、カラフルな動物が多く登場します。
たとえば、世界中で時代を超えて愛されている、エリック・カールの絵本、「はらぺこあおむし」の動画もYouTubeで観ることができます。
YouTubeの英語チャンネルには、大きく分けて「リズムを楽しむ音楽がメインのもの」と「ストーリーを楽しむアニメがメインのもの」があります。初めて英語を学ぶ場合は歌がメインのチャンネルを選ぶことがおすすめです。英語がわからなくても歌ったり、踊ったりしながら楽しく英語を覚えることができるからです。楽しみながら覚えた言葉はしっかりと子供の脳に記憶されるので、高い学習効果が期待できます。
たとえば、ノバキッドのYouTubeチャンネルでは英語で「きらきら星」を歌って学ぶコンテンツもあります。
この他にも、ダンスと歌を愉快なアニメキャラと一緒に楽しめるオリジナル曲の「バナナフィッシュピザ」の動画もおすすめです。
YouTubeで英語学習する際の注意として、動画を一方的に流しっぱなしにするのはおすすめしません、親も子供と一緒に視聴すること、ゲームや身体を動かすアクティビティ動画を見ながら一緒に身体を動かすことがより学習効果を確かなものとし、親子で過ごす大切なコミュニケーションの時間にもなってくれます。時間に追われる今日、残念ながら私たちが見逃しがちなことです。ノバキッドのレッスンではこうした音楽やアニメを豊富に取り入れ、楽しく子供が英語を学べるような内容を実践しています。
就学後の子供(6歳以上)
YouTubeの子供向け英語チャンネルは多岐にわたるので、必ず自分の興味関心に合うものが見つかります。就学した年長の子供、たとえば小学校の高学年以上になると、幼児番組ではないコンテンツに興味を持ち始めます。たとえば自然環境の問題などに興味をもつ子供だったら、自然の動植物をテーマにしたドキュメンタリーの動画を英語で見るのもいいかもしれません。クラフトを親子で一緒に、手軽に楽しめる、ノバキッドの下記の英語の動画もおすすめです。工作しながら英単語も覚えられて一石二鳥ですね。
スポーツが好きなら好きなスポーツの試合動画を英語で見るのもありです。子供の年齢が上がるに従い、子供の関心テーマに添った英語チャンネルを選択していくのがおすすめです。そして幼児の場合と同様にできれば親も一緒に視聴しましょう。Youtubeの場合、1つの動画が終わるとランダムに別の動画が流れてしまうので、YouTubeは英語学習の教材としては体系がとれているとは言い難く、覚えたことがバラバラになりやすいデメリットがあります。ですから、時間を決めて親も一緒に視聴するとか見終わった後に感想を述べあう、覚えた英語を復習する時間をとるなどの工夫が必要です。
Youtubeで英語を勉強するメリットは、自然な英語を繰り返し耳にすることで、ヒアリング力が鍛えられることです。子供の興味関心を伸ばしながら、無意識に多くの英単語やフレーズを学ぶ機会を無料で与えてくれるのがYoutubeのメリットです。ぜひ上手に活用してみてください。