- 小学生の約半数が学校の授業以外で英語学習をしている
- 英語の学習環境は、塾での英語が18%と最も多く、次いで学習用アプリ13%、親13%の順
- 学校の授業のために学習するという意見と将来のためにという意見がほぼ同数に
- 受験のためだけではなく「英語が話せるようになること」「英語を好きになること」を最も重視する傾向
- 「英語を話す機会」が英語を身に付けるために必要と25%が回答
- 70%が日常的に英語を話す機会がない!
- 80%が日常的に英語を話す機会が必要だと感じている!
- 英語を話す機会が必要な理由は「話すことで自信がつく」
- まとめ
ノバキッドは、6〜12歳の小学生を持つ保護者247人を対象に、「英語学習に関する意識調査」を実施しました。
【調査概要】
調査対象:6〜12歳の小学生の子どもを持つ保護者(日本在住)
調査委託先:Attest Technologies
調査手法 :インターネット調査
実施期間 :2023年5月23日~25日
小学生の約半数が学校の授業以外で英語学習をしている
「学校以外で英語(英会話教室、通信教材、塾)を習っていますか?」(n=240)という質問したところ、54.6%が「いいえ」と答えたのに対し、45.4%が「はい」という回答結果になりました。
英語の学習環境は、塾での英語が18%と最も多く、次いで学習用アプリ13%、親13%の順
「どのように英語学習をしていますか?」(n=231)という質問をしたところ、「塾の英語」18.2%、次に「学習用アプリ(タブレット、スマホ、PCなど)」が13.9%、「親が教えている」がほぼ同数の13.4%という回答結果になりました。デジタル教材の普及により、自宅で英語学習をする家庭が多いことが分かります。また「英会話スクール」は12.1%に留まり、コロナ渦で一気に注目された「オンライン英会話」は7.8%でした。
学校の授業のために学習するという意見と将来のためにという意見がほぼ同数に
「英語学習を始めた理由はなんですか?」(n=239)という質問をしたところ、25%が「学校の授業に必要だから」と回答、ほぼ同数の23%が「英語が必要な将来になると思うから」という回答結果になりました。また14%が「話せる方が有利だから」と、将来に向けた学習であると回答しました。「子どもが始めたいと言ったから」という回答は11%で、子ども自身が英語に興味関心があることもうかがえます。
受験のためだけではなく「英語が話せるようになること」「英語を好きになること」を最も重視する傾向
「保護者として『子どもが英語を学習する上で重視したいこと』はなんですか?」(n=246)という質問をしたところ、28.5%が「英語でコミュニケーションが取れるようになること」と回答しました。その他、「英語に苦手意識を持たないこと」が18.7%、「英語を好きになること」が17.9%という回答結果から授業や受験のためだけの英語力ではなく、英語を好きになって欲しいという傾向が表れています。
「英語を話す機会」が英語を身に付けるために必要と25%が回答
「英語を身に付けるために何が必要だと思いますか?」(n=247 )という質問をしたところ、「英語を話す機会」が25.5%で1位。次いで「楽しさ」が23.9%でした。子どもにとっては「楽しさ」も重要だと考える保護者の回答がほぼ同数という結果でした。
70%が日常的に英語を話す機会がない!
「日常で英語を話す(アウトプットする)機会はありますか?」(n=247)という質問をしたところ、70.9%が「いいえ」と回答。「英語を話す機会が必要」という上記の回答を受け、話す機会が重要だと考えながらも、普段の生活では英語を使う機会がないことが分かりました。
80%が日常的に英語を話す機会が必要だと感じている!
「日常的に英語を話す(アウトプットする)機会は必要だと思いますか?」(n=247)という質問をしたところ、85.4%が「はい」と回答しました。英語をアウトプットする機会がないが、もっとアウトプットさせたいという保護者の意向が表れました。
英語を話す機会が必要な理由は「話すことで自信がつく」
「なぜ話す(アウトプットする)機会が必要、または不要だと思いますか?」(n=243)という質問をしたところ、「話すことで自信がつく」と回答し、次いでほぼ同数の29.6%が「話すことで自然な英語が身に付く」と回答しました。また「話す機会がないと身についたか分からない」が16.9%で英語学習をしていても、日常の中で英語に触れる機会が少なく、英語が身についているか不安を感じている保護者も多いことが分かります。
反対に「話す機会は不要」との回答では、「話す機会がなくても身についているのが分かる」が4%、「入試対策に機会は必要ない」が2.1%に留まりました。
まとめ
今回の調査では、小学生(6〜12歳)の子どもを持つ保護者247人を対象に、「英語学習に関する意識調査」を実施しました。
まず、現在の小学生は従来の塾や英会話スクールでの英語学習の他に、英語学習アプリ(タブレット、スマホ、PCなど)を活用して自宅で英会話学習を行っていることが分かりました。デジタル化の教材・サービスが普及したという背景と、オンライン英会話などコロナ渦で自宅で継続して学習できる方法が選ばれているようです。
また、「子どもに英語が話せるようになってもらいたい」「英語を身に付けるためには話す機会が必要」だと全体の8割の保護者が感じている一方で、全体の7割が「日常的に英語を話す(アウトプットする)機会がない」という現状がうかがえます。デジタル教材を活用した家庭学習や塾などでインプットする機会は身近にあるものの、日常の中でアウトプットする場がないことが課題のようです。「英語を日常的にアウトプットする機会が必要」と多くの保護者が感じながらもアウトプットする機会の創出が難しいようです。
これまでの英語学習はインプット重視型と言われてきましたが、現代の保護者はアウトプットを重視していることが分かりました。読み書きや受験対策のためだけではなく、実際にコミュニケーションが取れる英語力が求められている傾向がみられました。インプットした英語を実際にアウトプットする機会としてオンライン英会話を活用するなど、もっと身近にアウトプットをする機会を増やしていくことが、子どもたちが英語を身に付ける鍵となっていくのではないでしょうか。
ノバキッドの英語学習おすすめメソッド子供が英語を話せるようになるには – Novakid Blog
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