英単語を覚える事がすべてではないとはいえ、ある程度英単度を知らないと英語を話せるようにはなりません。単語帳で英単語を暗記する、というと自分の受験の頃をを思い出して憂鬱な気持ちになる親も多いかもしれませんが、この記事では単語カードを使って楽しく英語を学ぶ方法、子供の英語学習に役立つ単語カードの作り方を紹介します。
小学校英語で習う英単語は700語
暗記のための単語カードは,手書きまたは印刷された単語が表側にあり、裏に日本語の訳が記載された小さなカードです。言葉とともにイラストなど絵を使うこともでき、小さな子供にはイラストをたくさん使った暗記カードがおすすめです。
どんな単語から始めたらよいかわからない場合、まずは小学校で習う英単語からスタートするのがいいかもしれません。どんな単語を小学校で扱ったらよいのか確認するには、下記のような市販の単語カードを購入するのもおすすめです。
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このようにリングも付いているので、すぐに自分で学習した単語を集めて自分だけの単語カードを作ることができます。
単語カードで学ぶメリット
単語カードの暗記学習のメリットは、短時間でできる、待ち時間や通学時間など、隙間の時間を使ってできるメリットがあります。ゲーム感覚でできるので、長い時間机に向かうのが苦手な子供でも取り組みやすい学習方法です。そして何よりも大切なのは、何度も繰り返し学習することです。スポーツを習う時とこれはまったく同じです。野球をするために、何度もバットを素振りしたり、投球練習を繰り返しますよね。サッカーの場合も、パスやシュートの練習を繰り返します。英語学習もこれと同じです。何度も何度も同じ単語カードをめくり、単語やフレーズを目と脳に焼き付けることで、記憶として定着します。
単語カードと「Word Box」の作り方
単語カードの作り方は紙とペンさえあれば誰でも簡単に作れます。小さく切って、覚えたい単語や習った単語を書き、裏にその訳語を書けば完成です。穴をあけてリングに通し、単語帳として持ち歩くこともおすすめですが、ここでは、英語学習用の箱(ワードボックス)を作ることで、ゲームの要素を取り入れた学習法を紹介します。学習した英単語を紙に書いては箱の中に入れていき、そのカードを使って反復練習をするというものです。
①おしゃれなワードボックスを作る
まず、空き箱を用意します。お菓子の箱や蓋つきのジャムの瓶や缶でもいいです。そこに飾りをつけます。色を塗ったり、紙やシールでデコレーションをするのもいいかもしれませんね。自分のオリジナルのワードボックスを作ることをまず子供が楽しむことが肝心です。自分が時間をかけて作った箱はその後も大切に使ってくれます。箱に”Word Box”と書いて、単語カードを出し入れできる、貯金箱のような取り出し口を作る事も忘れないようにしましょう。
②英単語をワードボックスに入れる
さて、単語カードの使い方です。素敵な箱が出来上がったら新しく習った英単語や覚えたい英単語を箱に入れていきます。小さな紙の片面に英単語、裏面に日本語訳を書いて箱に入れます。市販の単語カードをここに入れるのでもOK。色画用紙を使ったり、カラフルなペンを使うなどして、楽しい単語カードをぜひ作ってみてください。
ワードボックスを1人で暗記用のために使う
1人で単語カードを箱から繰り返し取り出して、暗記学習する。テレビを観ている途中や寝る前などの短い時間でできます。
友達と2人以上でワードボックスを使って英単語を学ぶ
このワードボックスの強みは友達と一緒に学習できることです。単語カードを引くということが子ども達にとっては楽しいようです。学校の休み時間や朝や放課後の空いた時間にできますね。友達と単語カードを引き合い、問題を出し合いましょう。友達の箱には自分の箱にはない単語が入っていることもあるので新しい単語も学習できます。問題の出し方ですが次に2種類が考えられます。
- 英語を言って日本語をこたえる方法(簡単)
- 日本語を言って英語をこたえる方法(難しめ)
ぜひ両方に挑戦してみるとよいと思います。
いかがでしたか?単語カードによる英語学習の重要なポイントは継続です。毎日、短時間でもいいので繰り返し実践すること、それが英単語を覚える一番の早道です。