英語学習は泳ぐことをマスターすることに似ています。いつどうやって泳ぎ方を覚えたか覚えていますか?水の中でしたか、外でしたか?水泳に関する本を読んで学んだのでしょうか?おそらく、誰もが水の中に入ってはじめて泳ぐことができるようになったはずです。
ノバキッドでは、まずは「やってみる」を大切な教育方針としています。この記事では子供が英語を話せるようになるにはどうすれば効果的か、ノバキッドの英語学習のおすすめの方法をはじめ、親ができることをご紹介します。
【子供が英語を話せるための環境づくり】
水があるから泳げるようになる、と同じで、英語が自然に目や耳から入る環境が何よりも大切です。日本にいながら、そんなことできる?と思うかもしれませんが、少しの工夫でその環境は作ることができます。
一番簡単なのは英語のCDやラジオをかけることです。童謡に限らず、親が好きな洋楽でもかまいません。英語のTV番組率を上げるのも一つです。ディズニーやジブリ、セサミストリートなど良質なアニメや子供番組を動画で一緒に楽しむのもいいかもしれません。幼い子どもは日本語だけで言語処理をする習慣がまだ確立していないので、英語の音を自然に習得できます。
子供が好きなキャラクターの英語教材やアニメ・絵本を用意することも簡単にできそうですね。
【 学校の英語教育で足りないことを補う】
小学校の英語教育では、基本的な文法や単語を学び、使ってみることを中心に学習が進められていますが、このような授業では、実際に英語を活用して過ごしたり、自分の伝えたいことを英語でプレゼンテーションしたりする能力を習得するのは難しいのが現実です。自分の伝えたいことを英語で伝える練習が必要になってきます。
これは少人数やマンツーマンで個人の能力や発達に合わせたきめこまやかな指導が必要になり、プロの助けを借りたいところです。
また、正しい英語の発音もできる限り、早いうちから身につけたいところです。
日本人の親である以上、家庭での会話は日本語になります。中にはがんばって、親子の会話も英語でしようと考える親もいますが、それはおすすめしません。なぜなら子どもの鋭い聴覚が間違った発音、言葉を正しい音として認識し、慣れてしまう可能性があるからです。子どもをバイリンガルに育てる上で、母語をしっかりさせることは非常に重要です。中途半端な英語の日常会話によって、日本語能力の発達に悪影響を及ぼしてしまっては元も子もありません。そこで役立つのが子ども向け英会話スクールや英語のプリスクール(幼稚園)です。ネイティブの先生から直接正しい発音やイントネーションを学ぶことが可能ですし、音楽やゲームを用いて楽しみながら英語を学ぶ工夫がされています。
【さまざまな英語教材の活用】
英語教材はさまざまなものがたくさんあります。参考書やドリルといった読み書きを重視するものから、アプリやゲームを使って遊びながら英単語や英語のフレーズを覚えるものもあります。CDやDVDの視聴覚教材もあります。YouTube動画の活用もおすすめです。重要なのは子供の興味関心に合わせていろいろなものを試し、一番合うものを続ける、ということではないでしょうか。
【親子でイベントに参加】
英語はコミュニケーションのツールに過ぎません。楽しくインプットし、アウトプットする機会、特に日本ではアウトプットする機会に乏しくなりがちなので、ぜひ親子で一緒に英語でコミュニケーションできるイベントに参加する機会をもつのもおすすめです。英語キャンプや工作・リトミック・アートなどの英語ワークショップなど、英語関連の親子イベントはさまざまな団体が各地で主催しています。
さて、最後は楽しく英会話学習ができることを目指す私たちが大切にしている学習メソッドをお伝えします。
1.身体を動かしながら、体感で英語を学ぶTPR法
就学前の3-6歳くらいの時期は「英語を机に向かう勉強にしないこと」が大切ですが、その中心となるのが、アクティビティに基づくアプローチ(Activity Based Approach)の考え方です。子ども自身が自ら参加できるアクティビティを用意し、そのなかで英語を体得できるようにする語学学習法です。その代表例がTPR法です。TPRは、「Total Physical Response」の略称で、「身体を動かしながら」外国語を習得していく指導法を意味します。TPRは、「赤ちゃんが母語を習得していく過程を、外国語学習者に応用したメソッド」とされ、1960年代にアメリカの心理学者ジェームス・アッシャーによって提唱され、普及した語学学習法です。
TPRでは「聞いて内容を理解する力、また理解したことを身体全体で反応する力」を高めることに焦点を置いています。先生から出される英語の指示に対し、子供は動作で反応を返すというのがTPRの特徴で、あくまでも聞いて理解するヒアリングを重視し、スピーキングは強制しないところが特徴です。
ノバキッドのレッスンの多くは、このTPR法を取り入れ、英語がわからなくても子供が先生の言葉や顔の表情、ジェスチャーから自然に英語を理解できるようになります。そしてネイティブの発音、イントネーション、リズムを体で身につけることができるようにしています。
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2.生徒のやる気を引き出すゲーミフィケーション
心理学的にみても、ゲーム遊びは子供の教育において最も重要な要素の1つです。ゲームを通じて、子供たちは想像力・創造力・集中力など、さまざまな力を身につけます。多くの研究は、ゲームは子供の言語力向上にも非常に役立つことを証明しています。ゲームが脳に与えるポジティブな効果を、ノバキッドでは英語学習教材に積極的に取り入れています。
レッスンでは、リスニング、リーディング、スピーキングを必要とするインタラクティブなゲームやアクティビティを通して、言葉の概念を提示し、練習します。ミニゲームと呼ばれるゲームプラットフォーム上のゲームは、カリキュラムに沿って作成され、生徒に合ったレベル、課題、レッスンにリンクしています。世界中のさまざまな生徒とゲームをすることで、生徒はレッスンで学んだことを練習し、復習することができます。水泳のレッスンの後に水球をするようなもので、楽しみながらスキルを磨くことができます。
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3.継続は力なり、繰り返しこそが上達の近道
反復学習は、最も古く、最も広く使われているオーソドックスな学習法の一つです。言語学習だけではありません。身体を使うスポーツでも一般的な方法です。その理由はズバリ、効果的だからです。繰り返し学習することで、生徒たちは自信を持って言葉を理解し、使えるようになるのです。ノバキッドでは、さまざまな課題、ビジュアル教材、リーディング、ヒアリング、教授法を使って、生徒が退屈することなく、繰り返し同じことを復習することができます。水泳を習う場合、同じ動きを繰り返せば繰り返すほど、筋肉は強くなり、泳ぎもうまくなります。英語学習もまさにこれと同じです。
いかがでしたか?ぜひ、ノバキッドの無料体験レッスンで私たちの実践する効果的な学習メソッドを体感してみてください。