ノバキッドは、6〜12歳の小学生を持つ保護者333人を対象に、「習い事の費用に関する事情調査」を実施しました。
- 小学生の習い事1位は「スイミング」、2位が「英語/英会話」
- 小学生一人当たりの習い事の金額は「10,000円〜15,000円」が最も多く22.5%
- 約半数が1年前と比べ習い事の費用が上昇
- 値上げ後も習い事の数は変わらないが半数以上に対し、値上げの影響で減らす人も
- 値上がりは「塾」が最も多く、次いで「スイミング」
- 値上がりしても子どもの将来のために続けたい
小学生の習い事1位は「スイミング」、2位が「英語/英会話」
「どんな習い事をしていますか?(複数選択)」(n=252) という質問をしたところ、「スイミング」が最も多く35.3%、ついで「英語/英会話」が28.6%、「塾」が24.2%という結果になりました。
年齢別に見ると、6〜9歳では「スイミング」が41.8%と最も多く、次いで「英語/英会話」が31.4%という結果になったのに対し、9〜12歳では「スイミング」が30.5%と最も多く、ほぼ同数の29.9%が「塾」、次いで「英語/英会話」が26.6%という回答結果になりました。
小学生一人当たりの習い事の金額は「10,000円〜15,000円」が最も多く22.5%
「1ヵ月の習い事すべてにかかる料金はいくらですか?(一人当たり)」(n=258)という質問に対し、「10,000円〜15,000円」が最も多く、25.5%、次いで「15,000円〜20,000円」が19.4%で、ほぼ同数の19%が「5,000〜10,000円」という結果になりました。
約半数が1年前と比べ習い事の費用が上昇
「1年前と比べて、お子さんの習い事の料金はどの程度上昇しましたか?(一人当たり合計)」(n=259)という質問に対して、半数の51.7%が「変わらない」と回答、18.5%が「3,000円以上上昇」という回答になりました。全体の約半数が、習い事の費用が上昇したという結果になりました。
値上げ後も習い事の数は変わらないが半数以上に対し、値上げの影響で減らす人も
「習い事の料金が上昇している中、習い事の数を増やしましたか減らしましたか?」(n=260)という質問に対し、67.3%が「変化なし」、次いで「やめる検討をしている」が9.2%という結果になりました。「やめた」という回答も5.8%あり、値上げに伴い習い事を既に減らしたという人もいるようです。
値上がりは「塾」が最も多く、次いで「スイミング」
「費用が上昇した習い事はなんですか?」(n=228)という質問に対して、「塾」が最も多く19.3%、次いで「スイミング」が17.5%、「英語/英会話」が15.3%という結果になりました。塾やスイミングは習っている対象者が多いということもありますが、教材費や人件費、光熱費などの施設費が物価高騰の影響を受けていると考えられます。
値上がりしても子どものため将来のために続けたい
「習い事の料金が上昇している中、やめない理由はなんですか?」(n=260)という質問に対して、「子どもが楽しんでいるから」という回答が36.2%と最も多く、次いで「将来のためになるから」という回答は28.2%となりました。値上がりしても子どものやりたいことをさせたいという意向と、将来のために続けたいという傾向が表れました。
値上がりしても塾と英語は続けたい
「現在の習い事で費用が上昇しても最後までやめない習い事はなんですか?(一人当たり)」(n=255)という質問に対して、「塾」が最も多く21.2%、次いで「英語/英会話」が14.1%、「スイミング」が11.8%という結果になりました。
7割がオンラインの習い事に切り替えない反面、2割は検討している
「習い事の料金が上昇している中、オンラインへの切り替えも検討しましたか?」(n=261)という質問に対し、「切り替えない」が71.6%で最も多く、次いで「なんとなく検討している」が14.2%という結果になりました。「検討している」「切り替えた」も含めると、全体の3割がオンラインへの切り替えを検討していることになります。スイミングなど物理的に切り替えられない習い事が多い中、塾や英会話などは手頃なオンラインのサービスが増えたことで検討している人も多いようです。
送迎不要で安いがオンラインの習い事への切り替え要因
「オンラインへ切り替えようと思う/思った要因はなんですか?」(n=222)という質問に対して、「送迎が不要」が最も多く21.2%、次いで「安い」が14.4%、「近くに教室がなくてもできる」が同じく14.4%という結果になりました。習い事の送迎に負担を感じている世帯は多く、自宅で受講できる点が切り替えの要因として多い傾向にあります。加えて、通いの習い事に比べ、比較的安いことも要因のようです。また、オンラインの習い事は好きな時間や曜日に受講できるため、他の習い事との両立も理由としてあげられています。
まとめ
2022年から値上げラッシュが続き、総務省が6月に発表した2023年4月の家計調査は、2人以上世帯の1世帯当たり消費支出が物価変動を除く実質で前年同月を4.4%下回る2カ月連続でマイナスとなり、物価高を背景に、教育費や仕送りを切り詰める動きが見られます。
今回の調査では、小学生(6〜12歳)の子どもを持つ保護者333人を対象に、「習い事の費用に関する事情調査」を実施しました。
まず、習い事の値上げに関しては、ほぼ半数が習い事の費用が上昇したという結果になりました。塾や英会話教室、スイミングは習っている対象者が多いということもあり、光熱費の値上げに伴う施設費の高騰や教材費、人件費などが物価高騰の影響を受けていると考えられます。
一方で、値上がりしても最後までやめない習い事も、塾、英語、スイミングという回答が多く、値上がりしても子どものやりたいことをさせたいという意向と将来のために続けさせたいという意向が結果に表れました。
また、習い事の値上がりを受け、スイミングなど物理的に切り替えられない習い事の他、塾や英会話、プログラミングなどのオンラインのサービスを検討している人が全体の3割となる結果でした。
習い事の送迎に負担を感じている世帯は多く、オンラインの習い事は自宅で受講できる点が切り替えの要因として多い傾向にあります。加えて、通いの習い事に比べ比較的安いことも要因のようです。また、オンラインの習い事は好きな時間や曜日に受講できるため、他の習い事との両立も理由としてあげられています。
オンラインの英会話や塾はマンツーマンのレッスンを提供しているサービスが多く、コスパとタイパもいいことから、親子共に忙しい現代家庭の習い事として検討されているようです。
ノバキッドの英語学習おすすめメソッド子供が英語を話せるようになるには – Novakid Blog
【調査概要】
調査対象:6〜12歳の小学生の子どもを持つ保護者(日本在住)
調査委託先:Attest Technologies
調査手法 :インターネット調査
実施期間 :2023年5月21日~23日
無料のトライアルレッスンを受付中
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